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スキアヴェンッツァ バローロ・プラポー [2014]

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Schiavenza Barolo Prapo 2014 スキアヴェンッツァ バローロ・プラポー 2014 Schiavenza スキアヴェンツァ ピエモンテのセッラルンガ・ダルバにカンティーナと畑を所有し、1956年に現オーナーであるルチアーノ・ピラ氏の義父が創立したワイナリーです。 合計8haの畑を所有し、ネッビオーロ、ドルチェット、バルベラを栽培しております。 発酵には代々受け継がれてきたセメント・タンクを使い、熟成前には必ず6ヶ月間タンクにて休ませてから大樽にて熟成を行います。 その為、他の生産者よりもリリース時期が半年遅くなってしまい、コンクールやガイド誌へのサンプル提出が難しく、あまりメディアへの露出は多くありません。 そんな評価誌のポイントよりも古くからの伝統と味を頑なに守り続ける事のほうが大事だというのがルチアーノ・ピラ氏の考えです。  しかしその品質の高さをヴェロネッリ誌のテイスター“ダニエル・トマセス”は見逃しませんでした。 ダニエル・トマセスはピエモンテに訪れた際に必ずスキアヴェンツァに立ち寄ります。 そして2006年度版のヴェロネッリ誌に初掲載。 バローロ・リゼルヴァが初登場にてなんと 97/100点 を獲得! 更に年間のBest20に値する Il Sole(イル・ソーレ) を獲得! 一気に世間の注目を浴びるバローロ生産者となりました。 また以前からアラン・デュカスにもその品質を認められており、グループ・アラン・デュカスのソムリエの最高責任者ジェラール・マルジオンが、毎年部下を引き連れフランスからわざわざ足を運び買い付けに来るほどです。 スキアヴェンツアでは、化学肥料は一切使わず、現在は近所の畜産農家より購入した堆肥を使用しております。 また、農薬には硫黄や銅など、自然由来の物を使用しております。 スキアヴェンッツァを象徴する昔ながらの大樽にて熟成を行います。 また、伝統的なワイン造りを信条とし、濾過は一切行いません。 SO2の使用も必要最小限とし、発酵前、瓶詰め時の2回のみ、規制値(100-150mg/l)の半分以下、40mg/l程度に留めております。  イタリアワインガイド”ガンベロ・ロッソ”掲載文抜粋 セッラルンガの程よく苦味の混じったバローロをイメージすると、まずスキアヴェンツァの名前が思い浮かぶ。 長く大樽にて熟成させ各クリュの特徴を表現します。 ルチアーノ・ピラはとても親切な方であり、本物のピエモンテ料理やワインが好きな方はスキアヴェンツァのトラットリアに行くべきです。 プラポー近辺の畑 スキアヴェンツァがチェレッタに所有する畑は、広いエリアの中でも斜面上部、標高390mの丘(Bricco)の部分に位置します。 2009年の法改正によりチェレッタとブリッコ・チェレッタはひとまとめになってしまいましたが、ルチアーノ・ピラいわく、他のチェレッタとは全く違う土壌とのこと。 この位置に畑を所有するのはスキアヴェンツァとエリオ・アルターレのみ。 標高が高い分、昼夜の寒暖差が大きく、セッラルンガ・ダルバらしい力強さと共に、綺麗な酸も感じられます。 プラポーの畑は鉄分を多く含みストラクチャーのしっかりとしたバローロが生み出されます。 熟成を重ねれば重ねる程、タールのニュアンスが出てきます。 ルビーがかったガーネット色。 スミレやベリーのはつらつとしたアロマが感じられブローリオと比べると幾分フレッシュな印象。 ヴォリューム感がありストラクチャーのしっかりあるバローロです。   ◆産地:イタリア ピエモンテ地方 バローロ ◆葡萄品種:ネッビオーロ100% ◆熟成:20?40hlのスラヴォニアンオーク樽にて60ヶ月 ◆ボディ:フルボディー   Schiavenza Barolo Prapo 2014