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【クール配送】プティ・ロワ ショレイ・レ・ボーヌ [2020]750ml (赤ワイン)

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今ブルゴーニュにおいて大注目の日本人醸造家、斎藤政一氏がコートドボーヌで手掛ける、エレガント×ナチュラルな1本! 斎藤政一氏は、2006年まで長野県小布施の『ドメーヌ曽我』で就労し、その後渡仏。『シモン・ビーズ』の他に、2010年に『ドメーヌ・ルフレーヴ』、2011年に『ドメーヌ・ジャック・フレデリック・ミュニエ』、2012年に『ドメーヌ・アルマン・ルソー』と、正に綺羅星のスター・ドメーヌにて経験を重ね2016年、満を持して自身のワイナリーとなる『メゾン・プティ・ロワ』を設立しました。独立後は、ネゴスワイン(買いブドウからのワイン造り)だけにとどまらず、翌2017年よりサヴォワ地方に住むヴィニュロンである友人が耕作放棄しようとしていた畑を全面購入し、栽培に着手しています。 現在、オート・コート・ド・ボーヌに1.2haの土地を借り、そこには0.8haのピノノワールが植わっております。他に、ポマール村に1haのピノノワール、サヴィニー近郊に0.2haのアリゴテ、0.1haのシャルドネの畑があります。最終的にはブルゴーニュで4~6haのぶどう畑を持ちたいという目標を持っていますが、現在は合計2.5haの土地をもち(借り)、2.1haの畑でブドウを栽培しております。 「ショレイ・レ・ボーヌ」は、ショレイ・レ・ボーヌの平地で石灰質が少なめの粘土石灰土壌で育つピノノワールを全房で20日間低温で醸し後プレス、ステンレスタンクで発酵、木樽で19ヶ月熟成後ステンレスタンクで1ヶ月追熟しました。鮮やかな紫の色調強いガーネット色、プルーンやカシスジャム、密度の濃いベリー香、綺麗なアタック、しなやかで丸みのあるタンニンは柔らかく口中に拡がり、バランスの良い上質な味わいです。 ■テクニカル情報■ 土壌:粘土石灰 向き:全方位 面積・収量:0.19ha・47hl/ha 品種(収穫/樹齢):ピノ・ノワール100%(手摘み/平均100年) 酵母:自生酵母 発酵:8月21日収穫/全房で20日間コールド・マセラシオン、空気圧式圧搾 16hlのステンレスタンクで発酵 熟成:古樽で19ヶ月間熟成後、ステンレスタンクで1ヶ月間熟成 無濾過・無清澄 瓶詰め:2022年5月10日 SO2:熟成中:20mg/L トータル:25mg/L Petit Roy Chorey les Beaune プティ・ロワ ショレイ・レ・ボーヌ 生産地:フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 原産地呼称:AOC. CHOREY LES BEAUNE ぶどう品種:ピノ・ノワール 100% アルコール度数:13% 味わい:赤ワイン 辛口 ミディアムボディDomaine Petit Roy / ドメーヌ・プティ・ロワ コートドボーヌで静逸、静謐なる挑戦 エレガント×ナチュラル! 2017年、ブルゴーニュ/ショレイレボーヌでドメーヌ・プティ・ロワを立ち上げた斉藤政一氏は、1982年中国生まれ。幼少期は中国北部で育ち11歳で日本へ帰国。東京農工大在学中に、砂漠化の分析で中国を訪問した時、現地でぶどう栽培がおこなわれていたのを見てワインに興味を持ちます。砂漠化という環境問題は経済と密接な関係を持っており、ただ緑化するだけでは根本的な問題解決にはならない事、そしてその土地に合った作物、なおかつ経済効果のある作物を植えて育てていかないと継続的な取り組みができないと感じた事。中国訪問をきっかけとして「ワイン用のぶどう栽培」が、砂漠化問題解決にぴったりと合致している、糸口になりうるとの考えにいたります。ぶどうは水分ストレスに強く、しかも原料を加工することによって付加価値が上がるため、緑化と経済効果をもたらす作物だからです この経験と考えが知らず知らずのうちに彼の人生を決定づけます。ワイン造りをもっと知りたいと思うようになった彼は、在学中から日本のワイナリーを廻るようになります。そしてその後、長野県の小布施ワイナリーで研修を開始、自然に本場のワイン造りを見たいという欲望が湧いてきます。 2006年に渡仏。ブルゴーニュで本格的にワイン造りの勉強を開始すると同時に、著名なワイナリーでぶどう栽培と醸造の仕事の経験を積み始めます。(シモン・ビーズ、ジャック‐フレデリック・ミュニエ、アルマン・ルソー、リュイ・シェニュ)ワインの魅力にのめり込む彼がいつしか自分自身のワインを造りたいという夢を抱くようになるのもこれも自然の流れです。彼の真骨頂は、ここで焦らずにじっくりと経験と準備を積み上げ始めたこと。技術、知識、経験、資金を蓄え現地での人間関係を広げ、自らのポテンシャルを高めていきます。 ワインの勉強、仕事以外に、ボーヌに『ラ・リュンヌ』という和食店を立ち上げ、さらにはワイン機材の輸出を手掛ける等、自らがオーナーとなるビジネスも合わせて手掛け、栽培と醸造の仕事をしながらいつか自分のドメーヌをと2足3足のわらじをはき続けます。その努力は身を結ぶまでに10年の時がかかります。まずは2016年にネゴシアンの「メゾン・プティ・ロワ」を立ち上げます。デビュー作となる『アルテス』はサヴォワの友人のブドウを買い、醸造所を借りて仕込んだキュヴェになります。そして遂に! 2017年に「ドメーヌ・プティ・ロワ」を立ち上げ、自社畑をもち、ショレイ・レ・ボーヌの現在の場所へ引っ越しをします。地下のカーヴを整え、隣接してる古い建物を工事して住居とし、奥様、娘さん2人の家族4人で生活をされております。