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シャトー・オー・ブリオン ブラン 2016年 750ml (フランス ボルドー ペサック・レオニャン 白ワイン) 家飲み 巣ごもり

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ロバート・パーカー氏はオー・ブリオンについて、ブラインド・テイスティングすると、オー=ブリオンは、一級シャトーの中では最も香り高いと同時に、最も外交的で軽いワインとされる事実は興味深い。実際には、このワインは軽いのではなく、単にオークの個性があって肉づきがよくタニックなメドックのワインや、よりやわらかくてメルロが支配的な右岸のワインとは異なっているというだけなのだ。最高のヴィンテージにおいては、早熟であるにもかかわらず、このワインは重みとともに舌触りも増し、30年かそれ以上熟成を続ける能力を持っており、ほかの一級シャトーのどのワインよりも飲み頃の期間が長い。香りの面では、オー=ブリオンの偉大なヴィンテージの右に出るものはない。 1975年以降、オー=ブリオンの品質レベルが向上するに伴って、セカンド・ラベルであるバアン=オー=ブリオンの品質も向上した。これはいまやボルドーで最高のセカンド・ワインの1つであり、いくつかのヴィンテージでこれをしのいだことのあるセカンド・ワインと言えば、名高いシャトー・ラトゥールのレ・フォール・ド・ラトゥールくらいのものである。 私の個人的な感想を付け加えておくと、30年以上にわたって集中的にできるだけ多くのボルドー・ワインを試飲した結果、そこで生じた唯一の全般的な変化は、私がオー=ブリオンに対してますます深い愛情を抱くようになったということである。このワインに備わった、スモーキーな、ミネラルを感じさせる、葉巻入れのような、甘いブラックカラントのような特性は、私が年齢を重ねるにつれ、またジャン・デルマならきっとそう言うであろうが、私がより賢くなるにつれ、いっそう魅力的に感じられる。 ヒュー・ジョンソン氏は、「ボルドーで最も歴史のある偉大なシャトー。1855年にメドック以外で唯一第1級に格付けされた。深みがあって調和のとれた攻撃的なところの少しもないワイン。蜂蜜のような甘い味わい、土の匂いをはじめとして、様々な要素がうまく組み合わさったフレーバーが、いつまでも口に残る。1975年以降は終始一貫して卓抜したもの。」 ル・クラスマンはオー・ブリオンについて「オー・ブリオンの赤は同アペラシオンで一番色が濃く、風味も凝縮しているというわいけでないが、凡庸なヴィンテージでもわれわれを喜ばせるシルキーなタンニンを有し、そのテクスチャーにはこの上ない貴族的な上品さがある。燻製の香りと、ハーモニーを備え、欠点を見つけることがむずかしいブーケはすぐ他と識別できる個性を持つ」と絶賛。 シャトー・オー・ブリオン ブラン 2016年 「オー・ブリオンで造られた辛口白ワインは、グラーヴ地方で最上のワインであると評価されている。しかし、生産量が非常にわずかなため、所有者の要請で格付されたことがない。驚異的なモンラッシェのようにふくよかな舌触りのある白のグラーヴづくりを追求するジャン・テルマの過去からの指導のもと、この白ワインはまったく力強いものとなっている。最良のヴィンテージなどは、荘厳な豊かさと複雑さを備えた驚くべき出来を示している。ロバート・パーカー」