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◎ニュートン・ジョンソン ファミリー・ヴィンヤーズ シャルドネ(白) 750ml

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《白ワインの全ての味わい要素を結集》 サウスエンド・シャルドネの脅威のコスパを知っているとちょっとお高くは感じてしまうとは思いますが。とは言え、あの美味しさを知っているならむしろこちらも飲んで頂きたい!より深みがあり、より繊細。ワイン・ラバー必飲シャルドネです。やや濃いめの黄色。レモン・キャンディーのような甘酸っぱい爽やかな果実香。グラスを回して空気を含ませると桃や少しハチミツ香も混じり、冷涼な雰囲気の中にも美しい完熟感あり。味わいもそのイメージそのもので、厚みというよりは多層感あり。洋梨を思わせる少しとろりとした果実感グレープフルーツやレモンを思わせる爽やかな柑橘感ふわふわの食パンを思わせる柔らかな香ばしさ細やかにキラッと光るようなミネラル感ほのかな塩気などなど・・。酸は高めながら尖った感じがなく、ふくよかさとのバランスが大変うまく取れていて全体を引き締めています。「まろまろー」だけでもなく、「爽やかぁー」だけでもありません。白ワインの全ての味わい要素が満遍なく過不足なく含まれた結集。余韻もスゥーっと細く長く続いていく感じ。さすがとしか言いようなし。皮をパリッと焼いたチキンステーキなんて最高のマリアージュだと思います。もっと気軽にいくなら塩焼き鳥で。白身魚のムニエルやフライにも是非。醗酵:オーク樽にて主醗酵後、マロラクティック醗酵熟成:仏産オーク樽熟成11カ月(228L・500L/新樽22%)《南アフリカ1級格付けワイナリー》 ニュートン・ジョンソン・ワインズは、冷涼な銘醸地ウォーカー・ベイで1985年設立された家族経営の醸造所です。 南アフリカ最大のワイン会社ステレンボッシュ・ファーマーズ・ワイナリーで輸出を担当していたデイヴ・ジョンソン氏がワイナリーを設立。 当初はネゴシアン・ビジネスに専念していたジョンソン氏ですが、「トップレベルの品質でリーズナブルな価格のワインをつくりたい」との思いを募らせていました。 1996年、遂にエステイトを入手し自らのワインを造り始め、現在では都会派の洗練されたスタイルのワインで南アのトップ生産者の一つとして知られています。 現在ワイナリーの運営は、オーナーのジョンソン氏とその二人の息子によって行われています。ワイナリーのシンボルマークである「2匹の向かい合ったタツノオトシゴ」は、二人の仲の良い兄弟を象徴するものとして使われています。醸造を担当する弟ゴードンは「より良いワイン造りのためには世界中どこのワイナリーでも修行に行く」との言葉通り、ボルドーのシシェル、カリフォルニアのキュヴェゾン、ニュージーランドのハンターズ等で修行を重ね腕利きのワインメーカーに成長しました。エレガントさと力強さのバランスを大切にしながら、個々の特徴がよく引き出されたワインを造り出しています。兄のビーヴァンはマーケティングを担当し、国内外にその魅力を伝えています。《ヘメル・エン・アーデ=地上の楽園》 オーヴァーバーグはK.W.V.の時代にはブドウ畑としては認可されなかった新しい産地で南アフリカで最も冷涼で、海から僅か2-8kmと海洋性の影響を受けます。 北ローヌのワインに深く刺激を受けたニュートン・ジョンソンは、この南アフリカの冷涼な地ヘメル・エン・アーデでのシラー品種の可能性をいち早く見出し、この地に最初にシラーを植えパイオニア的存在となりました。「冷涼で有機分の少ない岩が深く蓄積した沖積土壌のこの厳しい環境こそが、ローヌ品種の栽培に最適な条件が揃う」「栄養分、水分を求め深く根をはり成長したブドウ樹は収量を落とし小粒で凝縮した素晴らしいブドウが産み出してくれる」とジョンソン氏は言います。ヘメル・エン・アーデ(Hemel-en-Aarde)という地名は「Heaven and Earth」という意味。写真でご覧頂けるとおり、名前どおりの大変美しい産地です。比較的新しく開拓された産地ということもあり、クローンを研究したり栽培方法を変えたりと、現在も試行錯誤を繰り返しながらより良いブドウを産み出すべく努力を重ね栽培を行っています。畑は標高が低く、大きな石が2mにも積重なる土地です。勿論、栽培は全て手作業で車も入ることができません。醸造施設は重力を利用した建造で、ブドウに負担を与えないよう最新の注意が払われます。ワインは料理と一緒に飲まれることが前提であり、料理を支配してしまうようなワインはつくらないことを哲学に、「トップレベルの品質でリーズナブルな価格のワイン」を実現しています。