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◎ベルンハルト・コッホ シュペートブルグンダー・クヴァリテーツヴァイン・トロッケン(赤)(SC) 750ml

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《シュペートブルグンダー=ピノ・ノワールってこんな感じ》ピノ・ノワールは今や世界中で栽培されていますが、代表的な産地はフランス、ブルゴーニュ。ワインに詳しくない方でも聞いたことないいう方はいないほどの超有名産地ですね。もうひとつの超有名産地ボルドーの赤ワインは重い感じ。ざっくり言うと、ブルゴーニュの赤はボルドーよりは軽めに感じるものが多いです。それはブドウ品種、つまりピノ・ノワールに由来します。・赤い実のような愛らしい果実味。・渋みがやや少なめ。・きれいな酸がある。こんな要素があるので、フルボディ表示でもどっしんと重くはならないです。正直、この価格帯だとブルゴーニュではこのレベルの美味しさにはまず出会えません。価格からの想像を大きく上回る美味しさです。《シニアソムリエまーちゃんのテイスティングコメント》透明感あるガーネットがかった赤紫色。ラズベリーやチェリーなど赤い実の明るい果実香。またアールグレイの紅茶のような香りも。香りからすぐにピノ・ノワールとわかる健全な良い香り。ほのかな甘みを伴った優しい口当たり。チャーミングできれいな果実味主体です。ピノ・ノワールらしいきれいな酸はとがりなく柔らかめ。ひっかかりなし。ピノの酸が鋭いのはまーちゃんは苦手なのですが、これはいい感じに優しいです。軽めのタンニンもなめらかで美しく、エレガント。程よく肉付きもあり。もっと細身のシャープな味を想像していましたが、予想をはるかに超える美味しさ。我が家では、牛ステーキ合い盛り(ロースとヒレ)和風ソースに合わせてみました。しっかり果実味旨味があって醤油ベースの和風ソースとも相まってマリアージュ。ロースの脂の旨味、ヒレの優しいまろやかな味わい、どちらにもぴったり。豚の生姜焼きや鶏の照り焼きなど、和風の肉料理に合わせやすい優しさあり。日本の晩御飯に、なかなか使える1本です。《シュペートブルグンダーの評価は、ファルツでもトップクラスです》コッホ醸造責任者 坂田千枝氏によるワインの説明レス土壌の畑です。収穫して醸し発酵を行い、ポンピングオーバーであまり渋みを出さないようにしました。発酵は2週間くらいで終わったので、10月にプレスしてステンレスタンクで保管し、暖かくなった34月に自然にマロラクティック発酵が起きて、6月頃に終わりました。とりあえずそのまま放っておいて、おいしくなるのを待ちました。ステンレスタンクで発酵すると、二酸化炭素が残るのでワインはおいしくなっても少し固いな、という感覚がありました。同じロットでステンレスタンクに入り切らなかったワインをフレンチオークに入れていたので、そのワインを7%入れたもの、10%、12%というようにサンプルを造って試しました。10%入れたものだと柔らかさが出て樽の風味も無かったので、そのブレンドに決定してビン詰めしました。軽くて、そこまでしっかりしていなくて、ドイツらしいシュペートブルグンダーです。色々なピノノワールを造っていますが「軽くてフルーティでどんな季節でも、ちょっと冷蔵庫に入れて冷やしても、和食にもサラダにも合うようなピノがあっても良いよね」ということでこのワインを造っています。インポーターによるワイン情報畑はハインフェルトにあり、樹齢は約14年です。南西向きで、標高182mです。手摘みで収穫します。石灰岩土壌です。収穫量は55hL/ha。6度で30時間のコールド マセレーションを行います。ステンレスタンクで22 30度に温度管理しながら12日間発酵と醸しを行います。ルモンタージュとピジャージュをします。10%を228Lの樽(新樽でない)に移し、ステンレスタンクと樽で14ヶ月熟成させます。ろ過も清澄もしません。