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白木久 特別純米酒 銀シャリ

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《地元丹後産のササニシキで造られたお酒!》米って面白いですよね。山田錦や五百万石、雄町、愛山などなど。挙げ出したらキリがありません。そんな中、食用米のみでお酒を造る「白杉酒造」「白木久」の名前で限定流通されているブランドとは別に、地元を中心に展開されている商品もあります。その1つが「銀シャリ」です。銀シャリはササニシキで造られたお酒。では、ここでササニシキについてお話ししてみたいと思います。ササニシキはお父さんがササシグレ、お母さんがハツニシキで、1963年に宮城県で開発されました。一時は米の横綱とも称され、最盛期にはコシヒカリに次ぐ作付け面積を誇っていたこともありました。しかし、冷害に弱く、倒れやすいという欠点があり、ひとめぼれの誕生と共に生産量は激減。現在では幻の米となりつつあります。ササニシキの特徴はさっぱりとした味わいで、粘りが少なく、素材の持ち味を引き立てることが出来る米です。ですから、お寿司屋さんでは今でもササニシキにこだわっていらっしゃるお店があります。ですが、ササニシキでお酒を造ったらサッパリとしたお酒になるか。と言われてもそれは必ずしもイコールではありません。お酒には米以外にも、水、麹、酵母など香味を決める要素が色々あるからです。銀シャリはどちらかというと香りがかなり華やかです。香りは華やかなのですが味わいはシャープ。ほのかに苦味も感じ、キリッとした清涼感があります。なかなか主張のあるお酒に仕上がっています。酒造好適米でなくてもお酒は造れます。米が変わるとお酒にどのような違いがあるのか。お酒の楽しさの1つが銀シャリにはあるように感じました。地元丹後産の美味しいササニシキで造られた銀シャリをよろしくお願い致します。