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まんさくの花 巡米シリーズ 百田(ひゃくでん)70 1800ml

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《お米を巡る純米シリーズR1BY秋田県の新星!百田!》お米の系統を見ていると、まるで血のスポーツ、競馬の競走馬の血統のように見えて来ます。まあ、人間では考えられないような近親の交配が行われているのですが。これまでにも数々の品種改良を繰り返し、より良いお米を生み出して来ました。今回は秋田県の酒造りの歴史に名を刻む、オリジナルの酒造好適米「百田(ひゃくでん)」をご紹介致します。百田を語る上で欠かすことが出来ないのが酒米の王者、山田錦。その人気、実績は絶大で、長年日本酒界のトップに君臨し続けています。秋田県の多くの酒蔵でも山田錦は使用されているのですが、気候条件が合わないこともあり、秋田県では栽培されていません。全て県外産です。そこで、秋田県では山田錦の特徴を受け継ぎ、尚且つ、秋田県でも栽培出来るお米の開発に取り組みました。その結果、誕生したのが秋田酒121号こと百田です。百田の母は秋系酒718号で、秋系酒718号の母は山田錦、父は福島県の酒造好適米、夢の香(ゆめのかおり)一方、父系は秋田県の酒造好適米、美郷錦で、美郷錦の母は山田錦、父は美山錦。このように、百田はお祖母さんが共に山田錦ということで、山田錦の血を色濃く受け継いだお米なのです。お酒香味を決める要素は色々あります。その中の1つは原料であるお米。お米以外の要素は変更せず、お米のみを変更することで、お米によるお酒の違いを表現したシリーズ。それが「巡米シリーズ(じゅんまいシリーズ)」です。他の要素というのは、精米歩合・酵母・仕込規模・火入れ・貯蔵・仕込時期のことです。酵母は秋田酵母のNo12。秋田酵母のNo12はイソアミル系でバナナ系の軽快なタイプの酵母です。精米歩合は70%。まんさくさんで70%は高めです。まんさくファンならピンと来られたのではないでしょうか。このシリーズ、元々は55%の純米吟醸でした。それが70%にシフトチェンジ。ここにまんさくさんのチャレンジがあるのです。精米歩合が70%となったことで特定名称上は吟醸を名乗ることが出来ません。それでも、吟醸に勝るとも劣らない酒質を実現出来るという自信!これが平成最後、30BYから始まった純米規格の「巡米シリーズ」です。R1BYのシリーズは星あかり→雄町→朝日→美郷錦→愛山→百田→秋田酒こまち→亀の尾→山田錦の順です。星あかり・朝日・百田が新たに加わりました。ふっくらとした旨味、伸びのある味わいが特長の百田。まずはシンプルに百田の味わいをお楽しみ下さい。その上で、他のお米のお酒と飲み比べてみたり、複数本お買い求め頂き、経過を見るというのも楽しみ方の1つだと思います。頒布会形式は取っておりませんが、毎回のご注文雄町しています!