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澤屋まつもと 守破離 ID164 2019 720ml

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※こちらの商品は現在「2020年12月」に入荷した商品を販売しています。《日本酒の個性!田んぼを特定した特別な守破離!》田んぼを限定して酒造りを行えば、田んぼ毎にお酒の味わいに違いが出るのではないか。そんなコンセプトで造られているお酒が「守破離のID」「日本酒の本当の価値は酒米の産地にある。」「守破離」のコンセプトの究極の形が「ID」なのです。「ID」とは「Identity(アイデンティティ)」のことで、色々な意味があるのですが、今回は「個性」という意味で使用されています。つまり、田んぼ毎のお米の個性を最大限に引き出したお酒が「守破離のID」だということです。ところで、皆様は「Traceability(トレーサビリティ)」という言葉をご存知でしょうか。製品の原材料や流通の経路が追跡・確認出来る仕組みを意味する言葉です。弊社で取り扱っている日本酒で言うと、酒蔵から直接お酒を仕入れ、静岡県浜松市の温度や光を管理出来る倉庫に入荷。そこから皆様にお酒をお届けしております。これが流通の経路。では、酒造りはどうなのか。原料のお米はどうなのか。近年はこのように、生産者の顔が見えるという意味でトレーサビリティを大切にした商品が増えて来ました。「守破離のID」が正しくそんなお酒なのです。私は日本酒の素晴らしさを皆様にお伝えする者として、酒蔵訪問や作業の体験を毎年させて頂いております。酒造りを学び、日本酒への思いが強くなると更に、お米に付いても学びたくなります。そこで、兵庫県の農家さんのご好意で、毎年田んぼの見学もさせて頂くようになりました。田んぼって不思議なんです。目の前に広がる何枚もの田んぼ。同じ品種でも、田んぼ毎に表情が全く違うんです。それは、日の当たり方等、ちょっとした条件で生育が大きく変わるからです。田んぼを限定してお酒を造り、田んぼの特徴をお酒に反映させる。このコンセプトに私は強い関心があります。ただ、これがなかなかに大変なのです。まず、1枚の田んぼから収穫されるお米だけではお酒を1本仕込むだけの量が得られません。当然、数枚の田んぼのお米を使用します。ですが、隣同士だったら同じ農家さんが栽培されている、とは限らないのです。また、地番毎に収穫して乾燥させて、ということもありません。JA(農協)さんに集められて全て同じお米として乾燥されます。そこで、「松本酒造」では営農法人の岡本村と契約し、更に自社で乾燥機を購入することで地番毎にお米を管理することに成功したのです。好奇心や探求心、夢を実現する為の努力、行動力、全てに頭が下がります。最大限の敬意を込めて皆様に強くオススメさせて頂きます。敢えてお米にこだわらず、常に安定したお酒を醸す。これは高い技術力の表れです。また、お米の個性を最大限に引き出してお酒に仕上げる、これもまた素晴らしい技術だと私は思います。色んなコンセプトのお酒があるからこそそれぞれの個性が光り、日本酒の魅力となっているのではないでしょうか。是非、地番毎に異なるお酒を飲み比べてみて下さい。「日本酒の本当の価値は酒米の産地にある。」お米を感じ、土地を感じながら飲んで頂ければ幸いです。製品仕様商品名澤屋まつもと 守破離 ID164 2019 720mlお酒の種類日本酒内容量720ml原材料兵庫県東条岡本村産山田錦スペック非公開アルコール14度保存方法静かな冷暗所製造元松本酒造(京都府京都市伏見区横大路三栖大黒町7)