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まんさくの花 巡米シリーズ 星あかり70 720ml

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《お米を巡る純米シリーズR1BY第一弾は星あかり!》「星あかり」は東北地方で開発された酒造好適米なのですが、かなり希少で広く出回っておりません。「星あかり」は1988年に東北地方の振興を目的として東北電力の研究開発センターが中心となって開発したお米です。母が食用米の「初星(はつぼし)」で父が酒造好適米の「美山錦」で、人工交配によって育成・開発が進められました。「星あかり」は1996年に「K-101」の名前で公表され、試験栽培、試験醸造を重ねた後、1998年に現在の「星あかり」として商標登録されました。「星あかり」という名前は親株の「初星」と東北電力を連想する「あかり」から名付けられました。お米の特徴としましては、美山錦に似ているのですが、酒造りとなるとなかなか造り手泣かせなのだそうです。まず、お米がとても固いので精米に時間が掛かります。また、吸水の管理も難しく、なかなか吸わないかと思いきや、一旦吸い出すとどんどん吸ってしまうんです。ですから、限定吸水で吸水率をキッチリ管理していくことが必須となります。その結果、使い手が増えず、一部の契約農家さんのみが栽培する希少米になってしまいました。ですが、手を掛ければ掛けた分だけキッチリ応えてくれるお米で、父親の美山錦に似たシャープでキレの良いお酒に仕上がります。お酒香味を決める要素は色々あります。その中の1つは原料であるお米。お米以外の要素は変更せず、お米のみを変更することで、お米によるお酒の違いを表現したシリーズ。それが「巡米シリーズ(じゅんまいシリーズ)」です。他の要素というのは、精米歩合・酵母・仕込規模・火入れ・貯蔵・仕込時期のことです。酵母は秋田酵母のNo12。秋田酵母のNo12はイソアミル系でバナナ系の軽快なタイプの酵母です。精米歩合は70%。まんさくさんで70%は高めです。まんさくファンならピンと来られたのではないでしょうか。このシリーズ、元々は55%の純米吟醸でした。それが70%にシフトチェンジ。ここにまんさくさんのチャレンジがあるのです。精米歩合が70%となったことで特定名称上は吟醸を名乗ることが出来ません。それでも、吟醸に勝るとも劣らない酒質を実現出来るという自信!これが平成最後、30BYから始まった純米規格の「巡米シリーズ」です。R1BYのシリーズは星あかり→雄町→朝日→美郷錦→愛山→百田→秋田酒こまち→亀の尾→山田錦の順です。星あかり・朝日・百田が新たに加わりました。1BYの第一弾、星あかり。シャープさが特徴の星あかりを第一弾に抜擢。まずはシンプルに星あかりのシャープな味わいをお楽しみ下さい。その上で、このお酒が更に成長するとどのように味わいが変わるか。数本お買い求め頂き、経過を見るというのも楽しみ方の1つだと思います。頒布会形式は取っておりませんが、毎回のご注文雄町しています!