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鶴齢 雪男 本醸造 1800ml

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江戸後期、雪国越後・魚沼の暮らしを紹介し、ベストセラーとなった「北越雪譜」という本があります。鶴齢 青木酒造は、その本を書いた、鈴木牧之(すずきぼくし)氏の血を受け継いでいる蔵元で、鶴齢(かくれい)という酒名は鈴木牧之が命名しました。その中の「異獣」という章に、「山中に現れ、旅人のにぎり飯をもらい、お礼に荷物を担いで道案内をする毛むくじゃらの異獣」が登場します。これが「雪男」です。雪男と聞くと、雪山に大きな足跡を残す、謎の怪物を連想しますが、ここで登場する雪男は山の精霊で、旅人を助けてくれる優しいキャラクターとして描かれています。「鶴齢 雪男 辛口」は、地元中心に消費されてきた普通酒です。色は透明、香りは穏やか。雪解け水のようなサラッと清らかな口当たり。綺麗ながらも、米の甘味をコクを残し、さわやかに切れる淡麗辛口。サラッとして綺麗な酒。総じて綺麗な酒でであり、スイスイ飲めてしまいますが、アルコール度数は15度台ですので単に軽い酒で収まっていません。地元の新潟で愛されている淡麗辛口の新潟酒の代表のような酒。目を閉じて、口に含むと残雪が残る魚沼の山々が目に浮かぶ。そんな感じがする酒。家に居ながらにして、新潟にいるような錯覚に陥る酒です。燗酒でもいけるんでしょうが、私は個人的に冷やでサッパリ、飲みたいお酒だと思いました。重たい原酒系のお酒に疲れた方、新潟の普段酒の世界を感じてみたい方にお薦めします。製品仕様商品名鶴齢 雪男 本醸造 1800mlお酒の種類日本酒内容量1800ml原材料麹:五百万石 掛:こしいぶきスペック本醸造アルコール15度保存方法静かな冷暗所製造元青木酒造(新潟県南魚沼市塩沢1214)