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21シャサーニュ・モンラッシェ・ルージュ プルミエ・クリュ“モルジョ”[2021]/フォンテーヌ・ガニャール
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【赤】【フランス:ブルゴーニュ】【AOC】 【品種:ピノノワール100%】 【アルコール度数:13.5%】【容量:750ml】 モルジョはシャサーニュ モンラッシェの中でも1番大きい区画で その中に複数のlieu-ditと呼ばれる畑が混在しています。 1964年に植樹された葡萄で所有面積は約0.31ha、 小石が散らばる粘土質土壌の区画になります。 1級クロ サン ジャンよりも色調が濃く、骨格がしっかりとした タニックなタイプの味わいでどちらかというと熟成向けのワイン。 参照:輸入元フィネス「生産者資料」よりFontaine Gagnard フォンテーヌ・ガニャール ボーヌの堅実な造り手の一人 秀逸な白と、安心して飲める赤 <フォンテーヌ・ガニャール>は、シャサーニュ・モンラッシェ村の名手 「ガニャール・ドラグランジュ」の義理の息子にあたるフォンテーヌ氏が 設立したドメーヌです。 フォンテーヌ氏は、元はジェット機の ミラージュのエンジン技師でした。 とはいえ、その経歴が信じられないほどの 素晴らしいワインを造り出します。 「結婚したから分家筋を名乗れる」 なんて思わないで下さい。 彼の造るワインは、本家ドラグランジュ のワインに勝るとも劣らない 素晴らしいピュアなワインなのです♪ シャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ村に約8haの畑を所有し、 コクがあり力強くてトロみのある白と、クラシカルでエレガントな赤 を造っています。 畑の土壌は基本的には粘土石灰質ですが、区画によって様々な特徴 があり、それがワインのキャラクターに個性を与えています。 シャサーニュの1級畑は標高240-320mに分布しますが、 マルトロワ、カイユレ、ロマネはちょうどその底部、中部、上部に 位置しています。畑の傾斜角と石灰岩の割合も後者ほど高くなります。 果実味たっぷりのマルトロワ、マロンの甘味とリンゴの酸味が凝縮 するロマネ、その中間にバランスするのがカイユレです。 1株につき6-8房に制限され、収穫はすべて手摘みで、選別は畑と 醸造所の計2回行います。除梗は100%、醗酵前低温浸漬は少し行い、 空圧式圧搾機でプレスします。アルコール醗酵は白は225ℓの樫樽で、 赤はコンクリートタンクで行います。温度調節には冷却パネルを使用し、 ピジャージュ、ルモンタージュは1日2-3回、アルコール醗酵終盤は ルモンタージュのみ行います。 熟成は225ℓの樫樽で、白約12ヶ月、赤約18ヶ月。新樽率は 約30%です。フランス中央のCHERという地方の樫の木を自ら購入し、 庭で2年間乾燥させてから樽業者に製造してもらっています。 白がとても秀逸で知られていますが、少量生産している赤ワインも 華美でなく食事と楽しめるクラシックなタイプでとても好感が持てます♪ 決して派手な造り手さんではないのですが、その落ち着いた味わいは ブルゴーニュ好きの方には特にオススメしたい逸品です! このワインの輸入元は「フィネス」です。 2021年の生産者コメント *********************************** 2021年は4月初旬に霜が降りて大きな被害が出てしまった。 特に標高の高い丘の上部の被害が大きく、 場所によっては6hl/haしか収穫できなかった畑もあり、 特にシャルドネの被害が顕著で全体では60%減となってしまっている。 夏の間もベト病などのリスクは常にあったので畑仕事が非常に大変で、 収穫は9月中旬だったが収穫時の天気も芳しくなく、 特級の畑から収穫を始めるなど、最後まで手のかかるヴィンテージだった。 ワインの味わいとしては、 赤は果肉を齧ったようなフレッシュな果実味と酸味があり、 バランスが取れていて飲みやすい。 白は収量が少なくなった分凝縮したのでリッチで甘旨味があり、 余韻のミネラル塩味がワインをまとめている。 ***********************************