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[2021] ブルゴーニュ コート ドール シャルドネ 750ml 白 辛口 ポール ペルノ リアルワインガイド89+/90

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■リアルワインガイド89+/90 試飲時はやはりやや閉じ気味。しかしやはりミネラルがキチンとある。よって閉じ気味だけど香りのニュアンスにツヤ感がしっかりあり、上質感すらある。口に含むと美味しい!やはりミネラリーで味の輪郭の鮮明なこと。2年前までのポール・ペルノとは全く異なる酒質であり、スタイルであり、品質だ。オマケに塩気もあるし、複雑性も見事なもの。メチャよく出来たマジに美味しいACブル白。なんと90点のクオリティ。 (23年4月試飲) ポール・ペルノ 2021 昨年20年を飲んで天地がひっくり返るほどビックリした。19年までのスタイルとクオリティと全く異なっていた。19年以前のここのワインはミネラル感の少ない、けど、そこから生まれる良い意味での田舎っぽさと温かさ、そして気取りのなさが特徴だった。おまけに価格は安い(今は違うけど)。よって欠かさず訪問していた。  その20年のレポートにもしつこく書いたが、ワインがいきなりミネラリーになり、上質感と洗練性が出て、スタイルが大きく変わったのだ。ミシェル・ペルノに聞いても「何も変えてないよ」と言い、今年も聞いたが答えは同じ。彼は職人さんという印象があり、頓着なしに毎年コツコツと同じようにワインを造り続けていると思う。  この20年の激変の理由はひとつしかない。娘さんのアルヴィナ・ペルノが魔法を与えた。本人に昨年も今年も会わなかったので聞けなかったが、もう絶対に間違いない。自身のアルヴィナ・ペルノ名義のワインを造り始めたが、ちょっと高くて量が少ないので訪問は控えており、飲んでいないがクオリティが高いだろう。アルヴィナは午前中にポール・ペルノの仕事をして、午後は自分のドメーヌで働く。よって生産量は激減したが、この21年はますます絶好調。今年もビックリした。  ミシェル曰く「出来なかったキュヴェや90%減のキュヴェ、そしてなんとか造ることが出来た1erは全て80%以上の減。ドメーヌの過去を遡っても最悪の収量。しかしブドウの状態は良くて完熟していた。20年より線は細いが酸とのバランスが良く、中期の熟成は出来ると思う。振り返るとマロ醗酵終了まではワインが素っ気なく、どういうワインになるのか自身がなかったが、樽熟成中に良くなっていき、熟した果実味や粒揃いの良さが感じられるようになった」。