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2009 Chateau Mouton Rothschild シャトー ムートン ロートシルト Paullac Bordeaux France ボルドー ポイヤック フランス 赤ワイン 750ml 12.5%

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※法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されております。年齢確認が必要になります。 ・名称:シャトー ムートン ロートシルト 2009 ・内容量:750ml ・アルコール度数:12.5度 ・品種:カベルネ・ソーヴィニヨン(88%)、メルロー(12%) ・タイプ:赤 ・保存方法:ワインセーラー もともとはシャトー・ブラン・ムートンという名で知られていましたが、1853年、シャトーを購入したナタニエル・ド・ロチルドにより、シャトー・ムートン・ロートシルトと改名されました。 収穫と瓶詰めをともに自ら行ったシャトーは、シャトー・ムートン・ロートシルトが初になります。 その後1922年、バロン・フィリップ・ロートシルトがこのシャトーの魅力・美しさに生涯の全てを注ぐことを決意し、シャトーを購入して引き継ぎました。1924年には、従来の慣習を改め、瓶詰めから貯蔵までの全ての工程を自らシャトーで行なうことで、ワインの質をシャトー所有者の彼自身が完全にコントロールすることを可能にしました。 シャトー・ムートン・ロートシルトは、1855年以来のメドック格付の歴史上で唯一、1973年に二級から一級に昇格しています。シャトーの地位を押し上げた功労者フィリップ・ロートシルトの言葉「余は一級であり、かつては二級であった、ムートンは不変なり」はあまりにも有名です。 シャトー・ムートン・ロスチャイルドは、ボルドー市北西、岬状にのびるメドックの淵に、90ヘクタールのブドウ畑を所有しています。メドック、in medio aquae、水に囲まれた土地。その名が示すとおり、東にはジロンド河口、西には大西洋。メドックのブドウ畑の歴史はローマ帝国の時代にまで遡り、現在はおよそ1万6500ヘクタールの作付面積を誇ります。全長80キロメートル、幅5~10キロメートルの細長い帯状の土地にブドウ畑は広がり、傍を流れる河により、土壌下層部からの灌漑効果および寒暖差の調整効果が得られています。この地方はランドの松林北端に接して広がり、海洋性気候特有の温暖さを良好なバランスで享受することが出来ています。 「礫」で形成された土地。河原石や小石は、砂あるいは一部粘土と混じり合って太陽熱を吸収します。農業には適さないと言われる痩せたメドックのこの土壌は、ゆいいつ、世界的最上質ワインを生み出すためにあるのです。泥灰土石灰質の基盤上に、貧弱な礫の層が数メートルの深さにまで積もっています。エレガントで力強く、タンニン豊かな長期熟成向きの赤ワインに仕上がります。 他のワイン銘醸地同様に、地理的条件とミクロクリマ(微気候)の偶然の出会いによって、メドックでは、自然の恵みによる、実に多様な品質のワインが生産されています。一部は、メドック、オー・メドック、あるいはボルドーという地域名アペラシオンでの生産。一流ワイナリーの多くは、より名声の高い村名アペラシオンにブドウ畑を所有しています。マルゴー、サン・ジュリアン、サンテステフなどです。 村名アペラシオンの中でも、特に威光を放っているのがポイヤックです。ブドウ品種カベルネ・ソーヴィニヨンが輝く地。この品種は19世紀初頭にこの地方に導入されています。ポイヤックのアペラシオンは現在、1200ヘクタールの畑を含み、「メドックおよびグラーヴの格付第一級」全5軒のうち3軒はここポイヤックに位置しています。ラフィット、ラトゥール、そしてムートンです。1855年格付には、メドックのワイナリー60軒が登録されていますが、上記の誉れ高き3シャトーに加えて、その他15軒の格付シャトーがポイヤックにおいてワイン生産を行なっています。 ムートン・ロートシルトの試みによるラベルアートは、1945年に、フランス開放の祝賀として勝利=Victoryの頭文字Vをムートンのラベルに付けることを考案しました。以来、ヴィンテージ毎にシャガール、ピカソ、バルチェスなどの著名な画家がムートンのボトルを飾っています。 現在、愛娘バロンヌ・フィリピーヌ・ロートシルトによって、彼の意思は受け継がれています。 2009年は、葡萄の成熟にとって、とても好条件の年となりました。収穫まで理想的な状態で畑を管理することができました。ムートン・ロートシルトにとって成功の年といえ、2009年のたぐいまれな品質を象徴する全ての魅力が備わったワインです。2009年ヴィンテージはパーカーポイント99点獲得の高評価。翌年の2010年と併せて、連続して近年稀にみる出来栄えで、半世紀以上は品質が保たれると言われるほどのグランヴァンです。 ラベル・デザインは、インド出身のイギリス人アーティスト、アニッシュ・カプーア氏。 テイスティングノート 印象的な濃縮度を持つ色。ノーズは力強く、明白なオークの含みを持ち、繊細なミントとカラントのアクセントが伴い、更に花の様なニュアンスがある。コクがあり豊潤、洗練されており、明白なオーク、トースト、コーヒーの含みを持ち、重要なことにリッチで熟したタンニンと、余韻が長く洗練された後味を持ち、長熟の可能性と歴史的なものであることを保証している。 天候条件 2009年、自然は非常に寛大で、特にブドウ樹の植物生育サイクルと果実の成熟にとっては異例なまでに好条件の年となりました。 冬は通常より少しばかり寒く、それでもこの地方では、3月までに204時間の日照量を享受しています。これは過去30年の平均を上回る数値です。 春の天候は、4月は非常に多湿で、5月にはしばしば雷雨に見舞われます。6月半ばから本格的な夏を迎え、豊富な日照量と低い降水量が特徴的でした。雨天に見舞われても実際の降水量は微量で、重度の水分ストレスと好天続きの天候条件により、果実成熟はゆっくりと完熟を得ることが出来ました。9月に入っても、日中は高い気温を観測する一方で夜間は冷涼な日が続き、果実にとっても理想的な天候となりました。 このような天候のもと、アロマ成分の凝縮およびアントシアニンの蓄積が効果的に得られ、収穫までの期間、完璧な状態でブドウ畑を管理することが出来ました。 メルロの収穫は9月23日にスタートし、10月6日、カベルネ・ソーヴィニヨンで収穫作業は完了しています。ブドウの状態は非常に健全で、甘みも十分で果実味豊かです。品質のポテンシャルの高さがうかがえます。2009年は確実に偉大なるヴィンテージのひとつとして記録に残るでしょう。オールド ヴィンテージ ワインについて ワイン(シャンパーニュ)の熟成過程によって液面の低下及びエチケットやネックフィルム、コルクなどの経年劣化があります。 ワイン(シャンパーニュ)は生き物ですので、同じヴィンテージでも同じ味わい/風味が保証されるものではありません。お客様の趣向により味わいが劣化に感じられることもあります。 当社の商品の状態を写真で十分にご確認のうえ、ご購入いただきますようお願いします。 以上のことを踏まえて、当社の商品はお届け後、返品及び交換などが承ることができませんので、ご理解のほど、よろしくお願いします。