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ケラーヌ ルージュ オー クスティア [2015] (ドメーヌ・ド・ロラトワール・サン・マルタン) Cairanne Rouge Haut Coustias (Domaine de L'Oratoire St. Martin) フランス コート・デュ・ローヌ 赤 フルボディ 750ml

● Description of item

 ケラーヌは通常黄色粘土とライムストーンが特徴ですが、オー・クスティアは少し違います。プディングと呼ばれる大理石のような岩盤で、これはオー・クスティアとエルミタージュにしか見られないとても珍しい土壌です。プディングの岩盤が3m程あり、その下は粘土となっていて、これはムールヴェードルにとって非常によい土壌です。シラーは曾祖父が1955年頃エルミタージュから持ってきたもので、通常のシラーよりも小さい実を付けます。曾祖父は「ソリーム」と呼んでいました。手摘みで収穫、選別し、除梗します。シラー以外はブレンドし、18日間発酵させ、フードルで24ヶ月熟成します。濾過も清澄もしません。まるでインクのように濃く不透明な紫色、ブラックベリーやキルシュの香り、樽の風味もある、とても力強く刺激的なしっかりとしたフルボディタイプです。地元では、ジビエと合わせています。 【6本〜送料無料】の表示がある商品をよりどり6本以上ご購入のお客様には後ほど送料を無料に修正致します。 【6本〜送料無料の表示商品は全て混載可能!】 *北海道、沖縄県、離島には別途送料が掛かります。何卒ご了承のほどよろしくお願い致します。 ■Information ●生産国 フランス ●地域 コート・デュ・ローヌ地方 /  ●ブドウ品種 ムールヴェードル60%、グルナッシュ20%、シラー20% / 平均樹齢:60年、葡萄園面積:2ha ●タイプ 赤・フルボディ・辛口 ●醸造・熟成   熟成:50%タンク、50%樽(新樽15%、1年樽10%、2〜3年樽25%)24ヶ月間 ●内容量 750ml ●オーガニック等の情報 リュット・レゾネ lutte raisonnee ビオロジック demeter、ユーロリーフ(表示あり) ●コンクール入賞歴    ●ワイン専門誌評価  ワイン・スペクテーター得点: ワイン・アドヴォケイト得点:   「ギド デ ヴァン ベタンヌ +ドゥソーヴ2018」で16点。 ●保存方法 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。 ●備考 【*ご注文の前にご確認ください*】 ●商品画像のラベルに表示されたヴィンテージと商品名が異なる場合は商品名のヴィンテージとなります。また、ラベルデザインは予告なく変更になる場合がございます。 ●ヴィンテージは、輸入元の諸事情によりヴィンテージが切り替わることがございます。商品名とは異なるヴィンテージになった場合、2,000円未満のワインにつきましては変更後のヴィンテージを発送致しますので予めご了承ください。2,000円以上のワインはヴィンテージ変更の連絡をいたします。 商品画像のボトルに記載されたヴィンテージとは異なる場合がございます。 ●注文個数によりお届け日が変わることがあります。 ●通常2〜3営業日で出荷致します。土日祝祭日、臨時休業を除きます。 ●輸入元 稲葉Domaine de L'Oratoire St. Martinドメーヌ・ド・ロラトワール・サン・マルタン ケラーヌの名を世界に知らしめた、ローヌのチャンピオン!  ドメーヌの主となる部分は、ラストーの丘から200mあまりの、ケラーヌ村の北東にあります。それらは急斜面で、キャタピラを必要とするところもあります。彼の父親は、他の誰も気付かない頃からこの場所は素晴らしい可能性があると信じていました。土壌はとても石が多く、表面は黄色い粘土、深くなるに従って青い粘土となり、活性石灰岩の比率が高くなります。全体で28haあり、18haが一ヶ所にまとまっています。7haはギャリーグの畑で、A.O.C.ローヌ主体に造っています(他の人はケラーヌとして売っています)。  つまり、全ての畑がA.O.C.ケラーヌにあり、全てのワインはケラーヌで出せるものです。畑に関しては栽培には、農薬や化学肥料は使わず、ビオディナミで栽培しています。祖父母や父は、いつも月と星を気にした農作業をしていました。シュタイナーによってビオディナミ農法として学術的に確率した方法ですが、アラリーにとっては、先代のこの農法は小さい頃から教えられてきた当たり前の方法であり知識です。ほとんどの畑が斜面にあるため、作業にはより手間がかかります。  このドメーヌの強みは40年以上の古い樹齢の葡萄樹の比率が高いことで、一部には100年を超えるものもあります。収穫は手で行います。選別は3度、収穫時に1度、タンクに運ぶ時に1度、最後にアラリー本人がタンクに入れる時に行います。除梗してタンクに入れる際に、SO2の代わりにドライアイスを入れて、酸化を防いでいます。発酵においては、ケラーヌでは開放タンクを使いピジャージュを行い、コート・デュ・ローヌでは密閉タンクを使いルモンタージュを行なっています。  人工酵母は使わないため、時間はかかりますが、パワフルなワインとなります。清澄せず、フィルターも通しません。彼は成功に甘んじることなく、さらに上を目指しています。新たに、ミストラルによる乾燥を防ぐために、セラーにミストの発生する冷却装置を導入しました。さらに、柔らかいタンニンを得るためにピジャージュの仕方を工夫し、果帽が浮かないように網で押さえるようにしました。また、白ワインに使用する樽をより大きな600Lに変え、赤は大樽を使うようになりました。ビオのメリットを生かし、ミネラル感のある太っていないスタイルを目指して、卵型と食パン型の新しいコンクリートタンクを使い、新しい醸造方法を模索しています。 《葡萄品種》 赤:グルナッシュ60%、ムールヴェードル30%、シラー10% 白:マルサンヌ50%、ルーサンヌ30%、クレレット15%、ヴィオニエ5%  フレデリックとフランソワ・アラリーは、自らのドメーヌを、この20年間でコート・デュ・ローヌ随一の魅力的で安定感のある大使の一つとした。彼らの赤ワインは、いつも構成が実にしっかりしているもののタンニンの荒っぽさは全くなく、過熟ではなく適性に熟した果実を正確に表現しており、アルコール分も調和が取れている。「ドメーヌ・リショー」のものほど風味の豊かさはすぐに表れないが構成は申し分なく、赤はキュヴェやヴィンテージにもよるが1年から3年を経ないと最善の状態にならない。 ベタンヌ&ドゥソーヴ「フランスワイン格付け」