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西洋哲学史 近代から現代へ/熊野純彦【1000円以上送料無料】

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著者熊野純彦(著)出版社岩波書店発売日2006年09月ISBN9784004310082キーワードせいようてつがくしきんだいからげんだいえいわなみ セイヨウテツガクシキンダイカラゲンダイエイワナミ くまの すみひこ クマノ スミヒコ9784004310082内容紹介はたして「神は死んだ」のか。言葉はどこまで「経験」を語りうるか—デカルト以降の西洋哲学は、思考の可能性と限界とをみつめながら、自然科学の発展や世界史的状況と交錯しつつ展開してゆく。前著『西洋哲学史古代から中世へ』につづき、哲学者が残した原テクストから思考の流れをときほぐしてゆく、新鮮な哲学史入門。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次自己の根底へ—無限な神の観念は、有限な「私」を超えている デカルト/近代形而上学—存在するすべてのものは、神のうちに存在する スアレス、マールブランシュ、スピノザ/経験論の形成—経験にこそ、いっさいの知の基礎がある ロック/モナド論の夢—すべての述語は、主語のうちにすでにふくまれている ライプニッツ/知識への反逆—存在するとは知覚されていることである バークリー/経験論の臨界—人間とはたんなる知覚の束であるにすぎない ヒューム/言語論の展開—原初、ことばは詩であり音楽であった コンディヤック、ルソー、ヘルダー/理性の深淵へ—ひとはその思考を拒むことも耐えることもできない カント/自我のゆくえ—私はただ私に対して存在し、しかも私に対して必然的に存在する マイモン、フィヒテ、シェリング/同一性と差異—生命とは結合と非結合との結合である ヘーゲル/批判知の起源—かれらは、それを知らないが、それをおこなっている ヘーゲル左派、マルクス、ニーチェ/理念的な次元—事物は存在し、できごとは生起して、命題は妥当する ロッツェ、新カント学派、フレーゲ/生命論の成立—生は夢と行動のあいだにある ベルクソン/現象の地平へ—世界を還元することで獲得されるものは、世界それ自体である フッサール/語りえぬもの—その書は、他のいっさいの書物を焼きつくすことだろう ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、レヴィナス