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韓国「建国」の起源を探る 三・一独立運動とナショナリズムの変遷/小野容照【1000円以上送料無料】

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著者小野容照(著)出版社慶應義塾大学出版会発売日2021年12月ISBN9784766427851ページ数288,7Pキーワードかんこくけんこくのきげんおさぐるさん カンコクケンコクノキゲンオサグルサン おの やすてる オノ ヤステル9784766427851内容紹介「民主主義国家・韓国」は、三・一独立運動からはじまったのか?日本・中国・米欧・ロシアを含めたグローバルな視点から独立運動の歴史的過程を丹念に描き、文在寅政権の掲げる「建国」神話を問い直す三・一独立運動とは、1919年3月1日に日本の植民地支配からの「解放」を目指した朝鮮人らが起こした示威運動である。現在の文在寅政権は、この運動の歴史的評価をさらに高め、1919年を「民主主義国家・韓国」の「建国」年と位置づける言説を浸透させようとしている。右派左派の衝突が激化し、歴史解釈自体が政治化するなかで、本書はあらためて三・一独立運動を中心とする独立運動史を、世界史の視点から復元する。「建国」問題の核心・大韓民国臨時政府の樹立、第一次世界大戦において提唱された「民族自決」の影響、日本・中国・米欧・ロシアを舞台にグローバル化していく過程、北朝鮮を生み出した社会主義の可能性と南北分断に着目しつつ、独立運動をダイナミックに描くことで、分裂する歴史認識の溝を埋め、未来への新たな展望を拓こうとする。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次序章 三・一革命—独立運動と変容する韓国ナショナリズム/第1章 第一次世界大戦—共和制か帝政か/第2章 民族自決—戦略としての民主主義/第3章 三・一独立運動—支配者、協力者、そして情報源としての日本/第4章 朝鮮ナショナリズム—三・一後の独立運動の行方/終章 韓国「建国」の起源