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植物のすさまじい生存競争 巧妙な仕組みと工夫で生き残る/田中修【1000円以上送料無料】

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著者田中修(著)出版社SBクリエイティブ発売日2020年07月ISBN9784815603007ページ数191Pキーワードしよくぶつのすさまじいせいぞんきようそうこうみよう シヨクブツノスサマジイセイゾンキヨウソウコウミヨウ たなか おさむ タナカ オサム9784815603007内容紹介私たちのまわりに育つ植物は静かに暮らしているように見えます。でも、植物が生きていくためには、栄養をつくるために必要な光、根を生やせる土地、吸収する水や養分が必要です。新しい植物がその場所に侵入してくれば、自分たちの暮らしが脅かされるので、自分たちの静かな暮らしを守るために、侵入してきた植物と闘わねばなりません。自分が新しい生育地を獲得するために、離れた場所に移動すれば、そこにすでに育っている植物たちと闘わなければなりませんから、発芽した芽や根には、戦う力がなければなりません。生育する場所が獲得できても、夏の暑さや冬の寒さとは毎年、闘わなければなりません。夏には紫外線や灼熱の太陽の強い光に耐えねばなりません。動物に食べ尽くされない工夫も凝らさなければなりません。人間とも共存、共生しなければなりません。人間は、必要な植物なら共存共生し、大切にしますが、必要ない植物にはひどい仕打ちで、その場から追い払おうとするからです。静かに暮らしているように見える植物たちも、すさまじい生存競争に打ち勝つための力を隠しもっているのです。植物たちは、自分が生き残り、子孫を残すために、自分の力を秘め、知恵をめぐらせ、さまざまな工夫を凝らしているのです。※本データはこの商品が発売された時点の情報です。目次第1章 枯れ滅びないための戦い(「光」を手に入れる/「生育場所」を手に入れる/「水」や「養分」を手に入れる)/第2章 厳しい気候からからだを守る戦い(紫外線からからだを守る/「暑さ」「寒さ」からからだを守る)/第3章 「食べられる宿命」との戦い(食べにくい姿、食べられても平気な姿になる/「食べたい」と思わせない「武器」をもつ/食べにくる虫を「香り」で追い払う)/第4章 「虫」を誘うための戦い(花の「魅力」を競う/小さな花を「大きく見せる」テクニック/手段を問わず「形」や「色香」で誘う)/第5章 「生き残る」ための戦い(「タネ以外の方法」で増える/養分を土から得ずに生き残る/「変わった葉っぱ」で生き残る/「光合成」に頼らないで生き残る/きれいな花を「咲かせずに」生き残る)