講座・福祉社会（第11巻） 福祉の市場化をみる眼

福祉の市場化をみる眼 ミネルヴァ書房コウザ フクシ シャカイ 発行年月：2004年10月 ページ数：319p サイズ：全集・双書 ISBN：9784623040902 渋谷博史（シブヤヒロシ） 1949年生まれ。1983年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士（1985年）。現在、東京大学社会科学研究所教授 平岡公一（ヒラオカコウイチ） 1955年生まれ。1983年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在、お茶の水女子大学文教育学部教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 20世紀の経済成長と市場化と福祉社会／第1部　福祉国家形成のためのコスト（福祉国家と安全保障のコストー沖縄問題の本質／成長至上主義と企業ガバナンス問題ー水俣公害　ほか）／第2部　福祉制度における市場論理（日米の公的年金における市場原理ー垂直的所得再分配との関係／日本の確定拠出型年金（401k）ーアメリカ401（k）との比較を中心に　ほか）／第3部　福祉メカニズムにおける市場論理の強まり（擬似市場論ー社会福祉基礎構造改革と介護保険に与えた影響／農協の高齢者介護ビジネスー介護保険制度下における総合農協の事例分析を中心に　ほか）／社会サービスの市場化をめぐる若干の論点ーまとめに代えて 資本主義の発展による「豊かな社会」と並行して形成される福祉社会に本来的に内在する市場論理を、その背後にある「コスト」としての社会問題も含めて、体系的に論じる。 本 人文・思想・社会 教育・福祉 福祉